マイホームを手に入れる際、多くの人が避けて通れないのが住宅ローンです。では、実際に利用者はどの金融機関を選んでいるのでしょうか。住宅金融支援機構が2026年6月に公表した「住宅ローン利用者の実態調査」によれば、全国1,400人の回答から興味深い傾向が見えてきました。
利用者の居住地と職業傾向
回答者の居住地を見ると、関東地方が39.9%と最も多く、そのうち34.6%は首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)に集中しています。大都市圏で住宅需要が高いことが数字からも読み取れます。
次いで近畿地方が17.8%、東海地方が12.3%と続き、この3地域で全体の約7割を占めました。一方、北陸地方は4.1%と最も低く、中国・四国地方(7.4%)や九州・沖縄地方(8.4%)も比較的少なめです。人口減少や高齢化が要因の一つかもしれません。
住宅ローン借入先ランキング
1位 地方銀行 28.8% 2位 都市銀行 21.9% 3位 ネット銀行 21.7% 4位 信用金庫・信用組合 5.1% 5位 JAバンク 4.7% 6位 信託銀行 4.2% 7位 労働金庫 4.0% ※その他 9.7%
最も多くの支持を集めたのは地方銀行で、全体の約3割を占めました。地域に密着したサービスや地元ならではのローンプランが利用しやすさにつながっていると考えられます。
次いで、全国展開する都市銀行と低金利を武器にするネット銀行がほぼ同率で2位と3位に。特にネット銀行が2割以上を占めている点は、オンラインサービスの浸透度合いを象徴しています。
まとめ
住宅ローンをどこで借りるかは、人生に大きく関わる重要な選択です。今回の調査結果からは、地域特性やライフスタイルに応じた金融機関の選び方が反映されていることが分かります。これから住宅ローンを検討する方は、自分の生活圏や希望条件に合った金融機関を比較検討することが、理想のマイホーム実現への近道といえるでしょう。
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